今回は東京都内にお住まいの3階建て一軒家のお客様より、YKKAPの内窓(二重窓)取付工事のご依頼をいただきました。3階建て住宅特有のお悩みとして、冬場に階段の窓から侵入した冷気が1階から3階まで”煙突”のように循環してしまい(コールドドラフト現象)、どの部屋を暖めても暖房が効きづらく、毎月の光熱費が想定以上にかかっているとのことでした。今回はYKKAP「ウチリモ」と「プラマードU」を使用し、各の窓階段・寝室・物置・洋室を含む合計9か所に内窓を設置いたしました。工事は1日で完了し、既存の窓はそのままに断熱性・防音性を大幅に向上させることができました。また今回の施工に関しては、補助金を活用いただき、実質負担を大きく抑えることができました
Before
3階へ続く階段の途中にある横滑り出し窓です。アルミサッシ+単板ガラスのため断熱性がほぼなく、冬場は窓まわりから冷気が直接室内へ流れ込んでいました。3階建て住宅では階段が”煙突”のような役割を果たしてしまい、ここで冷やされた空気が1階・2階の居室にまで流れ込んでしまうため、各部屋の暖房効率を著しく低下させる原因となっていました。お客様からは「深夜にトイレに起きるたびに階段の寒さで目が覚めてしまう、でも各階に暖房を設置するわけにもいかなかった」というお声がありました。窓が小ぶりながらも、家全体の断熱性を左右する重要な箇所です。現地調査で窓枠の状況を詳しく確認し、このタイプの窓にも内窓が設置できるよう対応いたしました。
After
YKKAP「ウチリモ」引違い2枚建てのLow-Eガラスを採用して、ホワイトカラーで取り付けました。内窓と既存窓の間に生まれた12mmの空気層が熱の移動を遮断し、冬の冷気が室内へ流れ込む量を大幅にカットします。Low-Eガラスは夏の日射熱も反射する機能を持つため、夏の3階への熱気侵入も同時に抑制できます。白いフレームと既存の壁・天井のカラーが自然に調和し、階段まわりの空間が明るく清潔感のある雰囲気に仕上がりました。内窓を追加するだけという最小限の工事で、3階建て特有の「冷気の煙突現象」を根本から改善することができました。


Before
3階寝室の腰高窓です。外窓のアルミサッシを通じて夜間の音が直接伝わってくる環境でした。お客様の特に大きなお悩みは「建物の換気扇や室外機が発する低い振動音が窓ガラスを共鳴させ、就寝中に”ブーン”という音が気になって睡眠が浅くなってしまう」というものでした。耳栓や防音イヤーマフも試したが根本解決には至らず、窓自体の防振・防音対策が必要だと感じてご相談をいただきました。夏は3階という立地から輻射熱でエアコンをつけていても暑さを感じやすく、断熱性の改善も同時に求められていました。
After
同じくYKKAP「ウチリモ」をホワイトカラーで設置しました。内窓と外窓の間に設けられた空気層が音の振動を吸収・減衰させ、外部からの低周波振動音を効果的に遮断します。ガラスが二重になることで共鳴現象も起こりにくくなり、以前のような”窓の鳴り”が解消されました。断熱効果で夏のエアコン効率も改善し、室温が安定しやすくなっています。フレームも寝室のインテリアに馴染み、すっきりとした印象に。「夜中に音が気にならなくなって、ぐっすり眠れるようになりました」とのお声をいただきました。


Before
3階の物置に設置された縦長の外開き窓です。アルミサッシ単板ガラスで断熱性がほぼなく、夏場は物置内の温度が40℃近くまで上昇することがありました。お客様のお悩みは「物置に保管していた思い出のアルバムや大切な書類が、夏の熱と冬の乾燥で徐々に傷んできてしまった」という、収納物の劣化問題でした。単に暑い・寒いという体感的な問題ではなく、大切なものを守れないという具体的な実害が出ていたことが、今回の施工のきっかけのひとつです。また、3階という高所にある物置でありながら外窓のみという状態に、防犯面での不安もお持ちでした。
After
YKKAP「プラマードU」開き窓にアルゴンガス入りLow-Eガラスを取り付けました。アルゴンガスは空気よりも熱伝導率が低い不活性ガスをガラス間に封入したもので、通常の空気層よりもさらに高い断熱性能を発揮します。外開き窓の室内側に内開き窓を設置することで、物置内の温度・湿度変化が緩やかになり、保管物へのダメージを大幅に軽減できます。内窓が加わることで窓の施錠が二重になり、防犯性も向上しています。白いフレームで清潔感ある仕上がりとなり、物置スペースでありながら上質な空間に生まれ変わりました。


Before
1階洋室の腰高窓です。アルミサッシ引違い窓で、外の冷気・熱気が直接室内に伝わりやすい状態でした。近隣の家との距離が近いため生活音が聞こえやすく、テレワーク中にオンライン会議で集中できないことが多かったとのお悩みをお持ちでした。また、「会議中の自分の声が薄い窓越しに外に漏れているかもしれない」という音漏れへの気まずさも、在宅ワークが定着した今だからこそのリアルなお悩みです。冬場は窓際に座ると足元から冷えを感じやすく、暖房をつけても窓に近い場所だけ寒く感じるという断熱の問題も重なっていました。
After
内窓を設置することで、外窓の間の空気層が外部の音を吸収し、室内外どちらの音漏れも効果的に軽減します。在宅ワーク中の静音環境が整い、オンライン会議にも安心して集中できるようになりました。もちろんLow-Eガラスの断熱効果で、冬は暖気を逃がさず窓際の冷えが改善、夏は熱気の侵入を抑えてエアコン効率が向上します。工事後にはカーテンレールも設置し、プライバシーにも配慮した快適な在宅ワーク環境が整いました。


概要
| 建物種別 | 一軒家 |
| 工期 | 1日 |
| 費用 | 642,400円 |
| 補助想定金額 | 553,000円 (国:300,000円、都:195,000円、区:58,000円) |
| 自己負担額 | 89,400円 |
※「費用」は工事完了時点の価格で、補助事業使用前の価格です。 商品および価格改定等により、価格が変更となる場合があります。
お客様の声
3階建ての家は暖房をつけても”どこかいつも寒い”感じがずっと続いていて、光熱費も高く、ずっと悩んでいました。特に冬の夜中に階段を通るときの寒さは毎年つらくて。内窓をつけてはじめて、あの冷気が窓から来ていたんだと実感しました。寝室は隣の建物の換気扇の音が窓を通じて響いていたのですが、内窓をつけてからまったく気にならなくなり、朝までぐっすり眠れるようになったのが一番うれしい変化です。物置に保管していた古いアルバムも、これ以上傷まないか心配していたのでひと安心です。工事は思っていたよりずっと短時間で終わり、部屋も汚れず、職人さんの対応もとても丁寧でした。補助金のことも教えていただいてお得に施工できました。もっと早く相談すればよかったです。