練馬区・マンション2階|外の音と在宅会議の声もれを内窓3か所で軽減

【練馬区・マンション2階】外の音も、家の中の声も。内窓3か所で「音」と「暑さ」を同時に軽くした事例

「窓を閉めても外の音が入ってくる。かといって、こちらの声も外に漏れているのでは」。在宅で仕事をされるようになってから、お客様が気にされていたのは音の出入りでした。夏は閉め切ると暑く、開ければうるさい。その板ばさみを、リビング・書斎・寝室の内窓3か所で解いた事例です。

ご相談内容

建物種別 マンション(2階)
エリア 東京都練馬区
施工箇所 内窓3か所(リビング/書斎/寝室)
お悩み ・窓を閉めていても、通りの車や人の話し声が入ってくる
・在宅の打ち合わせで、外の音がマイクに入ってしまう
・逆に、自分の話し声やテレビの音が外へ漏れていないかが気になる
・音が気になって閉め切ると、今度は部屋が暑くなり冷房が効きにくい
ご要望 ・仕事をする部屋と眠る部屋を優先して、音を今より小さくしたい
・窓は替えず、できるだけ短い工事で済ませたい
・使える補助金があれば申請したい

音の悩みは、暑さや寒さと違って「どれくらい困っているか」を人に伝えにくいという特徴があります。数字で測れないぶん、我慢の対象になりやすいのです。今回も「気にしすぎかもしれませんが」という前置きから始まったご相談でした。

施工前の状況

リビング|バルコニーに面した大きな掃き出し窓

施工前のリビング。床から天井近くまである大きな掃き出し窓で、外は通りに面しています。

3か所のなかで、いちばん面積が大きい窓です。壁と違って、窓はガラス1枚で外と仕切られているだけ。面積が大きいほど、そこを通って出入りする音も熱も増えます。

お客様が気にされていたのは、入ってくる音だけではありませんでした。夜にテレビの音量を上げると、外に漏れていないかが気になる。窓に近いソファで電話をするときも、少し声を落とす。音を「気にしながら暮らす」状態が続いていました。

書斎|デスクのすぐ目の前にある窓

施工前の書斎。窓のすぐ手前がデスクで、パソコンに向かうと窓と正対する配置です。

今回、いちばん優先度が高かった部屋です。写真のとおり、デスクが窓のすぐ手前にあります。働く場所と窓との距離が数十センチしかありません。

オンラインでの打ち合わせが増えてから、外の音がマイクに入るのが気になるようになったそうです。マイクは人の耳と違い、聞きたい音とそうでない音を選んでくれません。窓ぎわで話すほど、外の音も一緒に拾ってしまいます。だからといって窓から離れると、部屋のレイアウトを大きく変えることになります。

寝室|朝の物音で目が覚める窓

施工前の寝室。既存はアルミサッシの引違い窓です。

眠っているあいだは、日中よりも小さな音で目が覚めます。周囲が静かなぶん、ひとつの音が際立つからです。早朝の車の音や、外の人の話し声で目が覚めてしまう。「起きる時間より30分早く起きてしまう日がある」というのが、お客様の実感でした。

また、この2階という高さは、地面で発生する音がまだ届く高さです。上の階まで上がると音は届きにくくなりますが、2階は道路や敷地内の音の影響が残ります。

ご提案内容・使用商品

ご提案したのは、既存の窓はそのまま残し、その内側にもう一枚の窓を足す「内窓」です。今ある窓を撤去しないので、壁も床も壊しません。採用した製品は次のとおりです。

設置場所 商品 サイズ(W×H) ガラス仕様・色
リビング YKK AP(株)ウチリモ 引違い2枚建
Sグレード・Lサイズ
1,603×1,785mm Low-E透明3mm+アルゴンガス層12mm+透明3mm
ダークブラウン/透明ガラス
書斎 YKK AP(株)ウチリモ 引違い2枚建
Sグレード・Sサイズ
1,524×1,007mm Low-E透明3mm+アルゴンガス層12mm+透明3mm
ダークブラウン/透明ガラス
寝室 YKK AP(株)ウチリモ 引違い2枚建
Sグレード・Sサイズ
1,515×1,013mm Low-E透明3mm+アルゴンガス層12mm+透明3mm
ダークブラウン/透明ガラス

内窓が音に効く理由は、2つあります

1つめは、ガラスと空気の層です。音は空気の振動です。ガラス1枚だけだと、その振動がガラスを揺らして反対側へ伝わります。内窓を付けると、ガラスがもう1組増え、そのあいだに空気の層ができます。振動は「ガラス → 空気 → ガラス」と種類の違うものを通るたびに弱まるので、伝わり方が鈍くなります。

2つめは、すき間です。じつは、こちらのほうが体感に直結します。音は水と同じで、小さなすき間があればそこから回り込んで入ってきます。長く使ったアルミサッシは、戸車やゴムのパッキンが少しずつ傷み、閉めきったつもりでも細いすき間が残ります。内窓は室内側に新品の枠と気密材で一枚を足すので、音の通り道そのものが減ります。

正直にお伝えしていること

内窓を付けても、音がゼロになるわけではありません。小さくなる、が正しい表現です。とくに車のエンジン音のような低くて重い音は残りやすい傾向があります。よく変化を感じていただけるのは、人の話し声・テレビの音・かん高いブレーキ音など、比較的高い音です。「静かな部屋になる」ではなく「気にならない音の量まで下がる」を目標にご提案しています。

音のために閉め切っても、暑くならない窓にする

今回の工事には、もうひとつ役割があります。音を気にして窓を閉め切るなら、閉め切っても快適な窓にしておく必要がある、ということです。

採用したのは、ガラス2枚のあいだにアルゴンガスを入れた複層ガラスです。アルゴンガスは空気よりも熱を伝えにくい気体で、ガラスとガラスのあいだに閉じ込めて使います。さらに2枚のうち1枚にはLow-E膜という、目に見えないほど薄い金属の膜が付いています。この膜が日射の熱をはね返し、冬は室内の暖房の熱を逃がしにくくします。

結果として、既存の窓とあわせてガラスが合計3枚・空気の層が2つという構成になります。音にも熱にも同じ層が効くので、「うるさいから閉める → 暑くなる」という板ばさみが起こりにくくなります。

施工内容とBefore→After

工事は既存の窓の内側で完結します。壁を壊したり、床を剥がしたりしません。既存のサッシもそのまま残ります。窓まわりの家具は、工事の日だけスペースを空けさせていただきます。養生と片づけは自社で行います。

リビング

After/内側にウチリモ(ダークブラウン)を設置。透明ガラスなので明るさと眺めは変わりません。

改善された点

  • 通りの音が一段階遠くなり、テレビの音量を下げても聞き取れるようになりました。
  • 音量を上げたときの「外に漏れていないか」という気がかりが減りました。音は入るだけでなく、同じ道を通って出ていきます。ふさげば、両方向に効きます。
  • いちばん面積の大きい窓なので、冷房の効きの変化もこの部屋がはっきり出ます。設定温度を下げなくても、冷えた空気が保ちやすくなりました。
  • 色はダークブラウンを選び、既存の濃色サッシとつながって見えるようにしました。窓辺だけ白く浮くことがありません。

書斎

After/内窓設置後。デスクの配置も、窓から入る光の量もそのままです。

改善された点

  • 打ち合わせ中に外の音が入りにくくなり、マイクが拾う雑音が減りました。デスクを窓から離さずに済んだのが、この部屋でいちばん大きな変化です。
  • こちらの声が外へ抜けにくくなるので、仕事の話を窓ぎわでする気まずさが減ります。
  • 窓ぎわのデスク天板やパソコンに当たる日射の熱がやわらぎました。窓から30cmほどの範囲は、部屋のなかでいちばん温度が上がる場所です。
  • ほとんど開けない窓なので、内窓の「開け閉めが2回になる」という手間がほぼ発生しません。開けない窓ほど、内窓と相性が良い窓です。

寝室

After/内窓設置後。カーテンレールや物干しはそのまま使えます。

改善された点

  • 早朝の車の音や外の話し声が届きにくくなり、目が覚めてしまう回数が減りました。
  • 寝る前にエアコンを効かせておくと、その冷えが朝まで残りやすくなりました。部屋自体が熱を持ちにくくなるためです。
  • 窓ぎわに立ったときの、じわっとした暑さ(窓から伝わる熱)が減りました。

「うちの窓は、どれくらい静かになりますか?」

窓の大きさ・向き・外の状況で効き方は変わります。現地を見てからお答えします。ご相談・お見積りは無料です。

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費用・工期・補助金

施工箇所 内窓3か所(リビング・書斎・寝室)
工事金額 合計 311,300円(税込)
製品・施工費・搬入費を含みます
工期 3時間
※現場の状況・搬入経路により変わります。壁や床を壊さないカバー工法のため、部屋が長期間使えなくなることはありません。
補助金(想定額) 国/先進的窓リノベ事業 121,000円
都/東京都の補助金 79,000円
合計 200,000円
自己負担(想定額) 111,300円

※ 上記はお見積り時点の金額です。補助金の額は想定であり、確定額ではありません。

※ 補助制度の名称・内容・補助額・受付期間は年度ごとに変わります。予算の上限に達した時点で受付が終了する制度もあります。

※ 区市町村の補助金は自治体ごとに有無も金額も条件も異なります。このお見積りには区市町村の補助金は含まれていません。

※ 荒井硝子では補助金の申請代行を承っています。ご利用可能な制度は、お住まいの地域と工事内容によって変わりますのでお問い合わせください。

お客様の声

「音の相談で工事をお願いするのは、少し気が引けていました。暑い寒いと違って、ほかの家族はそこまで気にしていなかったからです。

実際に付けてみて、いちばん驚いたのは書斎でした。打ち合わせ中に外の音が入らなくなって、こちらの声を張らなくてよくなりました。机を窓から離すつもりでいたので、そのままの配置で解決したのは助かりました。

寝室は、朝に目が覚める回数が減りました。完全に無音にはならないと最初に説明していただいたので、期待とのずれもありませんでした。

窓を閉めきる時間が増えたぶん暑くなるかと思ったら、逆に冷房が効くようになったのが意外でした。」

(東京都練馬区・マンション2階/内窓3か所)

よくある質問

Q1. 内窓を付ければ、外の音は聞こえなくなりますか?

聞こえなくなる、とはお約束できません。「小さくなる」が正確な表現です。ガラスが増え、空気の層ができ、すき間が減るぶん、伝わる音の量が減ります。人の話し声やテレビの音のような高めの音はよく効きますが、車のエンジン音のような低くて重い音は残りやすい傾向があります。また、音は窓だけでなく壁・床・天井からも伝わります。窓は「いちばん弱い場所」なので効果が出やすいのですが、窓だけで無音にはできません。ここは最初に必ずお伝えしています。

Q2. 窓が2枚になると、開け閉めが面倒になりませんか?

内窓は既存の窓の内側に足すものなので、開けるときは2回開けることになります。ここは正直にお伝えしています。そのうえで、「毎日出入りする窓か、ほとんど開けない窓か」で判断していただくのがおすすめです。ほとんど開けない窓なら、この手間はほぼ発生しません。逆に毎日バルコニーへ出入りする窓では、既存の窓ごと入れ替える窓カバー工法という選択肢もあります。こちらは窓が1つのままなので、開け閉めは今までどおり1回です。同じお住まいのなかで、窓ごとに工法を分けるご提案もしています。

Q3. 分譲マンションですが、管理組合への申請は必要ですか?

マンションの窓・サッシは、管理規約上「共用部分」として扱われるのが一般的です。そのため管理組合への確認や申請が必要になるケースがあります。取り扱いは建物ごとに違うので、断定はできません。ただし内窓は室内側に取り付けるもので、外観(外から見える部分)が変わらないため、比較的進めやすい工事です。ご不安な場合は、管理規約のどこを確認すればよいかからご案内します。

Q4. 工事中の音やホコリ、家具の移動はどうなりますか?

内窓は既存の窓を壊さず、その内側に枠を取り付ける工事です。壁や床をはつる(削る)音や、大量のホコリは出ません。窓まわりの作業スペースは空けていただく必要がありますので、当日は窓ぎわの家具や荷物を一時的に動かします。養生と工事後の片づけは自社で行います。集合住宅では、事前に工事日をご近所へお知らせしておくと安心です。

Q5. 全部屋やらないと意味がないですか?1か所からでも頼めますか?

1か所からでも承ります。効果はその部屋の中で完結するので、家じゅうすべてを工事しなくても、施工した部屋はきちんと変わります。おすすめは「過ごす時間が長い部屋」から順にという決め方です。今回のお客様も、仕事をする部屋・眠る部屋・家族が集まる部屋の3つに絞られています。予算に合わせて範囲を調整できるのも、内窓工事の使いやすいところです。

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