【港区・マンション2階】玄関の熱気とリビングの暑さを内窓3か所+断熱玄関ドアで解消|補助金643,000円活用の施工事例

「リビングの窓は気になっていたけれど、玄関がこんなに熱いとは思わなかった」。港区のマンション2階にお住まいのお客様からのご相談です。玄関には窓がなく、こもった熱の逃げ場がありません。リビングの内窓3か所と、断熱仕様の玄関ドアへの交換をあわせてご提案しました。

ご相談内容

建物種別 マンション(2階)
エリア 東京都港区
施工箇所 内窓3か所(リビング)+玄関ドア交換1か所 計4か所
お悩み ・帰宅して玄関を開けると、熱気がこもっている
・玄関に窓がなく、熱と湿気の逃げ場がない
・リビングは窓が3か所あり、冷房がなかなか効かない
・古い玄関ドアの見た目と使い勝手が気になっていた
ご要望 ・壁や床を壊す大がかりな工事は避けたい
・玄関まわりの印象も変えたい
・国・都・区の補助金を使いたい

施工前の状況

お住まいの断熱を考えるとき、多くの方がまず窓を思い浮かべます。ただ、家の外気に接している面のうち、玄関ドアは「一枚の板」で屋外と室内を仕切っている場所です。今回のお住まいは玄関が共用廊下に面しており、玄関に窓もありません。熱がたまりやすい条件がそろっていました。

玄関|共用廊下に面した玄関ドア

既存は金属製の玄関ドアです。金属は熱を素直に伝えます。日中に外側が温められると、その熱はドアを通って玄関の中へ伝わり続けます。玄関に窓がないため、たまった熱と湿気が抜けません。玄関の空気は廊下を通ってリビングへ流れていくので、「リビングだけ冷やしても効きが悪い」という状態になります。

施工前|共用廊下側から見た玄関ドア。金属製で、外の熱をそのまま室内側へ伝えます。
施工前|室内側の玄関。窓がなく、こもった熱や湿気の逃げ道がありません。

リビング|バルコニー側の掃き出し窓(引違い2枚建て)

アルミサッシに1枚ガラスの掃き出し窓です。アルミは金属なので、玄関ドアと同じように熱をよく通します。夏はサッシ枠そのものが温まり、窓ぎわの空気が暖められて部屋の中へ流れ込みます。ピアノを置かれている壁のすぐ隣にある窓でした。

施工前|バルコニー側の掃き出し窓。既存はアルミサッシです。

リビング|室外機側の掃き出し窓(引違い2枚建て)

すぐ外にエアコンの室外機がある窓です。室外機は室内の熱を屋外に捨てる機械なので、運転中は熱い風を出し続けます。その熱が窓のすぐ外にたまる形になっていました。

施工前|室外機側の掃き出し窓。窓のすぐ外に熱がたまりやすい配置です。

リビング|4枚建ての大きな掃き出し窓

幅2.6mを超える、この部屋でいちばん大きな窓です。窓は壁にくらべて熱を通しやすい部分なので、面積が大きいほど夏の熱の入り口も広くなります。リビングは3か所の窓が並ぶ、開口部の多い部屋でした。

施工前|4枚建ての大きな掃き出し窓。面積が大きいぶん、熱の出入りも大きくなります。

ご提案内容・使用商品

リビングの窓3か所には内窓(今ある窓の内側に、もう一枚窓を足す工事)を、玄関には断熱仕様の玄関ドアへの交換をご提案しました。どちらも壁や床を壊さない工事です。

設置場所 商品 サイズ(W×H) 仕様
リビング
バルコニー側
YKKAP 内窓 ウチリモ
引違い2枚建て(Sグレード・Lサイズ)
1,724×1,820mm Low-E透明3mm+空気層12mm+透明3mm
枠色:ダークブラウン/透明ガラス
リビング
室外機側
YKKAP 内窓 ウチリモ
引違い2枚建て(Sグレード・Lサイズ)
1,728×1,819mm Low-E透明3mm+空気層12mm+透明3mm
枠色:ダークブラウン/透明ガラス
リビング
4枚建ての窓
YKKAP 内窓 ウチリモ
引違い4枚建て(Sグレード・Lサイズ)
2,630×1,820mm Low-E透明3mm+空気層12mm+透明3mm
枠色:ダークブラウン/透明ガラス
玄関 YKKAP ドアリモ玄関ドアD50
片開き
810×1,917mm E63N色:スティンウォールナット
電池錠(ポケットキー)/ブラックストレートハンドル

内窓は「空気の層」で熱を止めます

内窓は、今ある窓を残したまま、その内側にもう一枚窓を取り付ける工事です。ポイントは、2枚の窓のあいだにできる空気の層にあります。

空気は熱をとても伝えにくい素材です。魔法瓶や、ダウンジャケットが暖かいのと同じ理屈で、動かない空気の層がはさまると、熱がそこで足止めされます。窓が2枚になることで、外の熱が室内へ入るまでに関門が2つ、そのあいだに空気の層が1つ。これが内窓の効き方です。

今回のガラスはLow-E複層ガラスを選びました。Low-Eとは、ガラスの表面にごく薄い金属の膜をつけたものです。この膜が日射の熱をはね返すので、ふつうの複層ガラスよりも夏の熱の侵入を抑えられます。見た目は透明のままで、外の景色は変わりません。

玄関ドアは「中身」ごと入れ替えます

古い玄関ドアの多くは、金属の板でできています。金属は熱をよく通すので、外の暑さ・寒さがそのまま室内側に伝わります。

今回採用したドアリモ玄関ドアD50は、ドアの中に断熱材が入った断熱仕様のドアです。加えて、ドアと枠のあいだに気密材(すき間をふさぐゴム状の部材)が入ります。熱を通しにくくすること、すき間をなくすこと。この2つを同時に行うので、玄関の温度が外の気温に引きずられにくくなります。

工事はカバー工法で行いました。今ある枠を残し、その上から新しい枠をかぶせる方法です。壁を壊さないので、コンクリートを斫(はつ)る大きな音やホコリが出ません。マンションでも取り入れやすい工事です。

鍵は電池錠(ポケットキー)に

電池錠は、電気の力で鍵を開け閉めするタイプの錠前です。今回のポケットキーは、リモコンキーをカバンやポケットに入れたまま、ドアのハンドルのボタンを押すだけで解錠できます。カギを取り出す必要がありません。

加えて、上下2か所が同時に施錠される2ロックです。鍵穴を狙う手口に対して、単純に手間と時間が2倍かかります。防犯は「破れない」よりも「時間がかかる家は狙われにくい」という考え方が基本です。

施工内容とBefore→After

玄関|断熱玄関ドアへ交換

既存のドアと枠を撤去し、ドアリモ玄関ドアD50へ交換しました。枠まわりにはコーキング(すき間を埋める防水処理)を施しています。雨水の侵入を防ぐと同時に、空気の通り道になるすき間もふさぎます。

断熱材の入ったドアに替わり、玄関に伝わってくる外の熱が抑えられます。玄関の温度が落ち着けば、そこから廊下を通ってリビングへ流れ込む熱も減ります。玄関は「家の入口」であると同時に、家じゅうの空気の入口でもあります。

色はスティンウォールナット。落ち着いた木目調で、共用廊下側の印象も大きく変わりました。

施工後|共用廊下側。木目調のスティンウォールナットに変わりました。
施工後|室内側。枠まで一体で新しくなり、たたきまわりの印象も変わりました。

リビング|バルコニー側の掃き出し窓(引違い2枚建て)

既存のアルミサッシはそのまま残し、その内側にウチリモを取り付けました。窓が2枚になり、あいだに空気の層ができます。窓ぎわに立ったときの、じりじりと伝わってくる熱が和らぎます。

枠色はダークブラウンを選びました。室内の建具や梁(はり)の色になじみ、あとから足したという印象になりません。

施工後|内窓を設置。ダークブラウンの枠が室内の色となじんでいます。

リビング|室外機側の掃き出し窓(引違い2枚建て)

室外機の熱がたまりやすい窓です。ここに内窓が入ることで、窓のすぐ外の熱が室内へ伝わりにくくなります。あわせて、室外機の運転音が室内に入る量も抑えられます。窓が2枚になると、音の通り道も2回さえぎられるためです。

施工後|内窓を設置。熱だけでなく、外まわりの音の伝わり方も変わります。

リビング|4枚建ての大きな掃き出し窓

幅2.6mを超える大きな窓には、引違い4枚建ての内窓を取り付けました。大きな窓ほど、内窓を入れたときの変化は体感しやすくなります。熱の出入りしていた面積が、そのまま大きいためです。

リビングの3か所すべてに内窓が入り、部屋全体で熱の入り口をふさぐ形になりました。冷房で冷やした空気が逃げにくくなるので、設定温度を下げ続けなくても部屋の涼しさが保ちやすくなります。

施工後|4枚建ての内窓。開け閉めの動きは、これまでの窓と同じ引違いです。

窓と玄関、まとめてご相談いただけます

創業68年・自社施工の荒井硝子が、お住まいの状況に合わせてご提案します。
補助金の申請も無償で代行いたします。

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費用・工期・補助金

施工箇所 内窓3か所(リビング)+玄関ドア交換1か所
内窓工事(3か所) 531,300円(税込)
製品・施工費・搬入費を含みます
玄関ドア交換工事 720,500円(税込)
製品・施工費・既存ドア撤去費・コーキング(防水処置)・搬入費を含みます
工事金額 合計 1,251,800円(税込)
工期 5時間
※現場の状況・搬入経路により変わります。壁や床を壊さないカバー工法のため、部屋が長期間使えなくなることはありません。
補助金(想定額) 国/先進的窓リノベ事業 304,000円
都/クールネット東京 239,000円
区/港区 100,000円
合計 643,000円
自己負担(想定額) 608,800円
補助金についての注意点
・上記はお見積り時点の想定額です。補助金額は審査結果に基づいて確定します。
・制度の名称・内容・補助額・受付期間は年度ごとに変わります。予算の上限に達した時点で受付が終了する制度です。
区市町村の補助金は自治体ごとに有無も金額も条件も異なります(今回は港区の制度を利用)。お住まいの区市町村の最新条件はお問い合わせください。

お客様の声

正直なところ、はじめは窓のことしか考えていませんでした。玄関の話をされたときは「そこまでやるのか」と思ったのですが、玄関には窓がないという説明を聞いて納得しました。

工事が終わってから、帰宅したときのむわっとした感じが明らかに減りました。玄関を開けて「暑い」と言わなくなったのが一番の変化です。リビングも、エアコンをつけてから涼しくなるまでが早くなった気がします。

鍵をカバンから出さなくてよくなったのも、思っていた以上に楽です。補助金の書類も進め方を教えていただけたので助かりました。

(東京都港区・マンション/内窓3か所+玄関ドア交換1か所)

よくある質問

Q. マンションの玄関ドアは、勝手に交換できるのでしょうか?

A. マンションの玄関ドアは、管理規約で共用部分として扱われていることが多い部分です。交換にあたっては、事前に管理組合へ確認・申請が必要になるのが一般的で、外側の色やデザインに決まりがある場合もあります。取り替えられる範囲は建物ごとに違いますので、まずは現状を拝見したうえでご説明します。管理組合へ提出する書類のご準備もお手伝いしています。

Q. 玄関ドアの交換中、家が開けっぱなしになりませんか?

A. カバー工法は壁を壊さないため、作業時間が短く済みます。多くの場合は1日で完了し、その日のうちに新しいドアで施錠できる状態にしてお引き渡しします。作業中は職人が現場を離れませんので、家が無人で開いたままになることはありません。工事の進み方は現場の状況によって変わりますので、事前に具体的な流れをご説明します。

Q. 電池錠は、電池が切れたら開かなくなりますか?

A. 電池が少なくなると、あらかじめ知らせる仕組みが備わっています。また、万一電池が切れた場合でも非常用の鍵で解錠できますので、締め出されることはありません。電池交換はご自身で行っていただけます。使い方は、お引き渡しのときに実際に操作しながらご説明します。

Q. 内窓が付くと、窓の開け閉めが面倒になりませんか?

A. 内窓が入ると、開ける動作は2回になります。ただ、内窓は今ある窓と同じ引違い(横にスライドさせる)タイプなので、操作そのものは変わりません。毎日開ける窓と、ほとんど開けない窓を分けて、必要な場所だけ施工するご提案もできます。窓の使い方をお聞きしたうえで設計します。

Q. 窓と玄関、どちらを先にやるべきですか?

A. 一日のうち長い時間を過ごす部屋の窓を優先するのが基本です。ただ今回のように、玄関に窓がない、共用廊下に面している、といった条件がそろっているお住まいでは、玄関が思いのほか大きな熱の通り道になっていることがあります。国や都の補助金は同じ工事でまとめて申請できるため、いずれ両方やるご予定なら、一度に行ったほうが手続きも工事も一回で済みます。

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創業68年、東京・杉並の硝子・窓リフォーム専門店です。
国家資格「硝子施工1級技能士」が在籍し、自社施工でお伺いします。
YKK AP アイテム販売コンテスト2025 最優秀賞(全国1,000店舗中)

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お電話:03-3338-4515/FAX:03-3336-4134
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※記載の金額は、この施工事例のお見積り時点のものです。窓のサイズ・数・現場の状況によって変わります。
※補助金の金額は想定額であり、審査結果に基づいて確定します。制度の内容・補助額・受付期間は年度ごとに変わります。

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