今回ご依頼いただいたのは、二階建て一軒家の1階にあるキッチン・リビング・洗面所・浴室の窓に内窓を設置する断熱改修工事です。お客様のお悩みは、単なる「寒い・暑い」だけではなく、朝の家事が始まるたびに窓まわりのひんやり感や結露の拭き取りが重なり、家の中の温度差で生活のリズムが崩れてしまうことでした。そこで今回は、YKK APの内窓「プラマードU」を採用し、既存窓の内側にもう一つ窓を設けることで、窓から出入りする熱を抑える施工を行いました。組み合わせたガラスはLow-E透明3mm+空気層12mm+透明3mmの複層ガラスで、ガラスの表面に施された特殊なLow-E膜が熱の移動を抑え、さらに12mmの空気層が外気の影響をやわらげます。これにより、冬の冷気や夏の熱気が伝わりにくくなり、結露の軽減、防音性の向上、冷暖房効率アップといった効果が期待できます。水まわりからリビングまで、毎日使う場所の快適性をまとめて見直したことで、住まい全体の過ごしやすさが大きく高まった施工事例となりました。
Before
キッチンシンク前の横長の窓は、明るさを取り込みやすい一方で、外気の影響を受けやすい場所でした。調理や洗い物でお湯を使う機会が多いため、窓まわりの温度差が出やすく、朝晩のひんやり感も気になりやすい状態でした。窓の近くに立つ時間が長いキッチンでは、この少しの冷たさが毎日の家事ストレスにつながります。さらに、窓辺に物を置ける便利なスペースがあるぶん、結露が出るとこまめな拭き取りやお手入れも負担になりやすい環境でした。見た目には大きな傷みがなくても、使うたびに小さな不快が積み重なっていたことがわかる施工前の状態です。
After
既存窓の内側に、YKK AP「プラマードU」の白色フレームの内窓を設置し、キッチン空間になじむすっきりした納まりになりました。採用したLow-E複層ガラスは、特殊な金属膜で熱の出入りを抑え、さらにガラスの間の12mmの空気層が断熱材のような役割を果たします。そのため、冬場に窓際で感じやすかった冷気がやわらぎ、調理中や洗い物の時間も快適に過ごしやすくなります。結露の発生も抑えやすくなるため、窓台まわりの拭き掃除の手間軽減にもつながるのが内窓の大きなメリットです。キッチンは毎日立つ場所だからこそ、見た目の美しさだけでなく、体感温度の変化を実感しやすい施工になりました。


Before
1階リビングの掃き出し窓は面積が大きく、庭の景色を楽しめる反面、室内の快適性に大きく影響する窓でした。窓が大きいほど外の暑さや寒さの影響を受けやすく、冷暖房を使っても窓際だけ温度差が出やすくなります。特に、くつろぎの時間を過ごすリビングでは、足元や窓の近くが落ち着かないと部屋全体の満足度が下がってしまいます。植物や家具に囲まれた素敵な空間であっても、夏の日差しや冬の冷気が入りやすければ、本来の居心地の良さを十分に活かしきれません。家族が長く過ごす場所だからこそ、窓の性能を高める必要があることが伝わる施工前の状態でした。
After
リビングの大きな掃き出し窓には、既存の木調インテリアになじむミディアムオーク色のプラマードUを設置しました。大開口の窓に内窓を加えることで空気の層が生まれ、室内の暖かさや涼しさが外へ逃げにくくなり、リビング全体の温度が安定しやすくなります。使用したLow-E複層ガラスは、夏は外から伝わる熱を抑え、冬は室内の暖房熱を逃がしにくくするため、エアコン効率の改善にも効果的です。さらに、窓が二重になることで外からの音もやわらぎ、くつろぎの時間や会話、テレビ視聴の快適性向上も期待できます。庭とのつながりや明るさはそのままに、居心地の質をしっかり底上げできたリビングの施工後です。


Before
洗面台前の窓は、朝の身支度や手洗いのたびに使う場所だからこそ、快適性の差が出やすい窓でした。洗面所はお湯や水を使うことで湿気がこもりやすく、窓まわりとの温度差から結露が発生しやすい環境です。しかも、朝の忙しい時間帯に結露の拭き取りが増えると、ほんの少しの手間でも毎日の負担として積み重なっていきます。水まわり特有のひんやり感も感じやすく、季節によっては洗面所に入った瞬間の不快感につながりやすい場所でした。日常の使用頻度が高いからこそ、窓の断熱性能を見直す価値が大きいことがわかる施工前です。
After
洗面所の窓には、空間の雰囲気に落ち着きを与えるミディアムオーク色のプラマードUを設置しました。既存窓の内側にもう一枚窓を加えたことで、外気との間にワンクッション生まれ、洗面所特有のひんやり感をやわらげやすくなります。Low-E透明複層ガラスは、断熱性を高めながら明るさも確保しやすいため、朝の洗面空間を暗くしにくいのも魅力です。さらに、結露の抑制によって窓まわりのお手入れ負担が軽くなれば、忙しい朝の支度もよりスムーズになります。見た目の上質感と、毎日使う場所ならではの快適性向上を両立した施工後の仕上がりです。


Before
浴室の窓は、住まいの中でも特に温度差と湿気の影響を受けやすい場所です。入浴時に暖まった空気が窓から逃げやすいと、浴室内の体感温度が下がりやすく、冬場はヒヤッとした不快感につながります。また、湿気が多い空間では窓まわりに水滴がつきやすく、お手入れの手間やカビへの不安も生まれやすくなります。浴室は毎日使う場所だからこそ、少しの寒さや不便さでも蓄積すると大きなストレスになります。快適な入浴時間を守るためには、浴室窓の断熱性を高めることが重要だとわかる施工前の状態でした。
After
浴室には、清潔感のあるホワイト色のプラマードUを設置し、空間全体に明るくすっきりとした印象を持たせました。Low-E複層ガラスと12mmの空気層によって、外気の影響を受けにくい構造となり、入浴中の熱が逃げにくくなるため、浴室内の温度環境が安定しやすくなります。浴室の内窓は、冬場のヒヤッと感の軽減だけでなく、結露の抑制によるお掃除負担の軽減にもつながるのが大きな特長です。さらに、窓が二重になることで外からの音もやわらぎ、より落ち着いて入浴しやすい空間づくりにも役立ちます。毎日の入浴時間を、よりあたたかく快適に変えてくれる浴室内窓リフォームとなりました。


概要
| 建物種別 | 一軒家 |
| 工期 | 5時間 |
| 費用 | 1,494,900円 |
| 補助想定金額 | 1,003,000円 (国:606,000円、都:397,000円) |
| 自己負担額 | 356,000円 |
※「費用」は工事完了時点の価格で、補助事業使用前の価格です。 商品および価格改定等により、価格が変更となる場合があります。
お客様の声
以前から寒さや暑さは気になっていたのですが、実は一番つらかったのは、朝の家事が始まるたびに窓まわりの冷たさや結露の拭き取りが重なって、生活のテンポが崩れてしまうことでした。キッチンで洗い物をすると窓際がひんやりして、洗面所では支度のたびに湿気が気になり、浴室も冬はなるべく早く出たくなるような感覚がありました。今回内窓を付けていただいてからは、窓際の冷気がやわらぎ、部屋ごとの温度差が前より気になりにくくなったのを実感しています。結露も抑えられて、お手入れの負担が軽くなったことで、朝の動きがすごく楽になりました。リビングの大きな窓も快適になり、冷暖房の効きが良くなったように感じています。毎日使う場所が少しずつ快適になるだけで、家全体の暮らしやすさがこんなに変わるのかと驚いています。