今回ご相談いただいたのは、「寒さ・暑さ」だけでなく、風向きによって外の空気が室内へ“戻ってくる感じ”が強く、近隣の換気扇臭や道路の排気がリビングや廊下に残りやすい…という少し特殊なお悩みでした。特に2階のベランダへ出る勝手口は開口が縦に大きく、閉めていても隙間風の影響で季節の風で空気が動くように感じることがあり、在宅時間が長いほどストレスになっていたそうです。さらに浴室は湿気が多く、冬場は窓まわりの冷えと結露の不安がありました。そこで、室内側にもう一枚窓を足して二重窓にする内窓リフォーム(断熱・結露軽減・防音に有効)と、玄関はドアカバー工法での交換を組み合わせ、住まいの“入口・開口部”を重点的に改善しました。内窓は既存窓の内側に取り付けて二重窓化し、断熱・結露軽減・騒音低減(外からの音を15dB低減の説明)といった効果が期待できます。 補助金の活用見込みについても、国や東京都の省エネ改修助成など、条件に合う制度を確認しながらご案内しました。
Before
玄関は外観の印象を左右する一方で、建付けやすき間の影響を受けやすい場所です。既存ドアは意匠性がある反面、経年により“閉めたつもりでも空気が動く”ように隙間風を感じやすく、玄関まわりの温度差やにおいの滞留につながることがあります。特に冬は玄関付近が冷え込みやすく、廊下へ冷気が回りやすいのが悩みになりがち。鍵や開閉も毎日使うため、小さな違和感が暮らしのストレスとして積み重なります。今回は玄関を「壊して大工事」ではなく、見た目と性能を同時に整える“ドアカバー工法”で改善する方針にしました。
After
木目調の新しい玄関ドアに交換し、外観がすっきりと現代的な印象になりました。縦方向の木目デザインとバーハンドルで、玄関まわりに上質感が出ています。枠まわりの納まりも整い、玄関の“入口の弱点”になりがちなすき間を見直せるのがドア交換の大きなメリットです。断熱性の高い玄関ドアは、カバー工法でも高い断熱性能を実現する設計が特徴として紹介されています。
毎日の出入りで触れる場所が新しくなることで、体感だけでなく気分面の満足度も上がりやすい施工です。


Before
ベランダへ出る勝手口は、室内と屋外の温度差・風の影響をまともに受ける開口部です。開口が縦に大きい分、わずかなすき間でも空気の流れを感じやすく、風向きによっては外のニオイが廊下側へ回り込むように感じることがあります。網戸だけだと、微細なほこりや花粉が入りやすい日もあり、窓を開けたくない季節が増えてしまうケースも。結果として換気が億劫になり、室内の空気がこもるのもストレスになります。こうした“勝手口まわりの体感差”を、内窓で室内側から整える計画にしました。
After
室内側に木目調(ブラウン系)の内窓を設置しました。透明ガラスなので採光を確保しつつ、もう一層建具が増えることで気密性が高まりやすい構成です。外窓(既存)と内窓の間に空気層ができることで、外気の影響を受けにくくなり、断熱性の向上が期待できます。内窓は暑さ寒さの悩み解消に役立つとされています。 勝手口のように“空気が動きやすい場所”ほど、内窓の効果を体感しやすい施工ポイントです。


Before
浴室は湿気が多く、窓まわりの冷えが結露につながりやすい場所です。既存窓はすりガラスで目隠し性は確保できる一方、冬場はガラス面が冷えて“ヒヤッ”と感じやすくなります。結露が続くと拭き取りが手間になり、ゴムパッキン周りの汚れやすさも気になります。さらに浴室は換気のために窓を開けたい場面もありますが、外気の冷たさが入ると入浴の快適性が下がりがちでした。
After
浴室の室内側にホワイト枠の内窓が設置。型板(凹凸)ガラスで視線を遮りながら、採光はしっかり確保できています。内窓は、窓と内窓の間に空気層をつくり、樹脂フレームで断熱性を高め、室内側が冷たくなりにくいことで結露を抑える効果があります。
浴室は体感温度の差が出やすい場所なので、内窓による“冷えの入り口”対策が暮らしの快適性に直結しやすいのが特徴です。


Before
リビングの掃き出し窓は開口が大きく、室内の快適性を左右する最重要ポイントです。窓際は夏の熱気・冬の冷気の影響を受けやすく、同じ室内でも“窓の近くが落ち着かない”体感が出ることがあります。また風向き次第で屋外の空気(排気や生活臭)が隙間から入り込みやすいと、リビング全体が影響を受けてしまいます。カーテンで遮ると暗くなり、開けると外気が気になる——このジレンマが大開口ほど起きやすいです。
After
透明ガラスで視界を確保しつつ、窓が二重になることで隙間風を防ぐことはもちろん、外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房効率の改善が期待できます。内窓は断熱だけでなく、騒音対策としても有効(外からの音を15dB低減の説明)とされており、生活音が気になる環境でも“室内の落ち着き”につながりやすいのが特徴です。窓際の体感が整うと、リビングの居場所が増え、暮らし方そのものが変わるケースも多い施工です。


概要
| 建物種別 | 一軒家 |
| 工期 | 1日 |
| 費用 | 2,744,500円 |
| 補助想定金額 | 1,592,000円 (国:870,000円、都:572,000円、区:150,000円) |
| 自己負担額 | 1,152,500円 |
※「費用」は工事完了時点の価格で、補助事業使用前の価格です。 商品および価格改定等により、価格が変更となる場合があります。
お客様の声
寒い・暑いももちろんですが、いちばん困っていたのは窓の隙間から入ってくる風に外気の匂いや冷気は入ってくることでした。リビングの窓と、2階の勝手口あたりが特に空気が動いて、換気したつもりが逆に落ち着かない日もあったんです。内窓を付けてからは、閉めている時の空気の安定感が全然違って、隙間風を感じることは無くなりました。浴室も窓まわりが冷えにくくなって、結露のストレスが軽くなりそうで安心しました。玄関ドアは見た目が一気に新しくなって、帰宅するたびに気分が上がります。補助金の説明も一緒にしてもらえたので、工事に踏み切る不安が小さくなりました。