杉並区のマンションにお住まいのW様。専用テラスに面したダイニング窓の防犯面と、リビング窓際の底冷え・結露にお悩みでした。窓カバーと内窓の施工で、安心と快適さを両立できた事例をご紹介します。
ご相談内容
| 建物種別 | マンション(専用テラス付き) |
|---|---|
| エリア | 東京都杉並区 |
| 施工箇所 | ダイニング1窓(窓カバー)・リビング2窓(内窓) 計3窓 |
| お悩み | テラスに面したダイニング窓の防犯・防災面の不安/リビング窓際の底冷えと結露/強風時の窓のガタつき音 |
| ご要望 | 大掛かりな解体工事はせず、防犯性と断熱性をまとめて高めたい |
施工前の状況
ダイニング

ダイニングの掃き出し窓は、専用テラスに面した大きな一枚窓です。緑を感じられる開放的な眺めがお気に入りでしたが、地上に近い分、外から手が届きやすい場所でもありました。「テラス側からガラスを割られて侵入されたら」という不安は、以前から拭えなかったそうです。加えて古いアルミサッシは建付けが少しずつ悪くなっており、隙間風とカタカタという音、そして冬場の結露にも悩まされていました。台風シーズンには、飛来物でガラスが割れないかも心配だったといいます。
リビング

リビングの一角は、革張りのアームチェアとフロアランプを置いた読書コーナーとして使われていました。ただし窓際は冬になるとひんやりとした冷気が流れ込み、長い時間座っていられないことが悩みだったそうです。西日が差し込む時間帯には、お気に入りの椅子や本が日焼けしてしまうことも気になっていました。バルコニーに面した掃き出し窓は、強風の日にガタガタと音を立てることもあり、静かに過ごしたい読書の時間が邪魔されてしまうこともあったといいます。
ご提案内容・使用商品
| 設置場所 | 商品 | サイズ(幅×高さ) | ガラス仕様 |
|---|---|---|---|
| ダイニング窓(窓カバー) | YKK AP 樹脂窓 マドリモ(ジョイント枠・2枚建て引き違い) | 1,798×1,889mm | Low-Eニュートラル透明・防犯合わせガラス(FL3+中間膜60ミル+FL3)+アルゴンガス層12mm+FL3 Aグレード防犯仕様 |
| リビング バルコニー窓(内窓) | YKK AP 内窓 マドリモ(2枚建て引き違い・ダークブラウン) | 1,208×1,898mm | Low-Eニュートラル透明3mm+アルゴンガス層12mm+透明3mm Sグレード |
| リビング 腰窓(内窓) | YKK AP 内窓 マドリモ(2枚建て引き違い・ダークブラウン) | 1,701×1,224mm | Low-Eニュートラル透明3mm+空気層12mm+透明3mm Sグレード |
ダイニング窓には「窓カバー」という工法を採用しました。これは、既存の窓枠ごと新しい樹脂窓に交換する方法です。枠から新しくなるため、気密性と防犯性を大きく高められるのが特長です。ガラスは2枚のガラスの間に丈夫な樹脂の膜をはさみ込んだ「合わせガラス」を使用しています。衝撃を受けても割れるまでに時間がかかり、破片も飛び散りにくいため、こじ開けをあきらめさせる効果が期待できます。
リビングの2窓には「内窓」を設置しました。こちらは今ある窓はそのまま活かし、室内側にもう1枚窓を追加する工法です。工事は数時間で終わり、大掛かりな解体は必要ありません。既存窓との間にできる空気の層が断熱材のような役割を果たし、外の冷気や暑さが室内に伝わりにくくなります。ガラスには「Low-Eガラス」を使用しました。ガラスの表面に目に見えない特殊な金属膜をコーティングしたガラスで、熱の出入りを抑えてくれます。バルコニー側の窓には、さらに熱を伝えにくいアルゴンガスを封入し、断熱性能を高めています。
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施工内容とBefore→After
ダイニング(施工後)

窓カバー工事によって、サッシごと新しい樹脂窓に生まれ変わりました。ガラスは割れにくい合わせタイプの防犯ガラスになったので、テラス側からの侵入リスクを気にせず過ごせるようになったとのことです。台風シーズンの飛来物も以前ほど心配しなくてよくなりました。気密性も上がったため、隙間風やガタつき音、そして冬場の結露も気にならなくなったそうです。
リビング(施工後)

2つの窓に内窓を設置したことで、窓際の底冷えが大きく和らぎました。お気に入りのアームチェアに長く座っていても、以前のような冷気を感じにくくなったそうです。Low-Eガラスの効果で西日の入り方もやわらぎ、椅子や本の日焼けが気にならなくなったといいます。バルコニー側の窓は強風時のガタつき音も収まり、静かに読書を楽しめる時間が戻ってきました。
費用・工期・補助金
| 施工箇所 | ダイニング1窓(窓カバー)・リビング2窓(内窓) 計3窓 |
|---|---|
| 施工費用(税込) | 629,200円 |
| 想定補助金 | 先進的窓リノベ2025:205,000円/クールネット東京:253,000円/杉並区補助金:24,000円(合計想定482,000円) |
| 実質自己負担目安 | 約147,200円 |
| 工期 | 4時間(既存窓を活かす内窓と、枠ごと交換する窓カバーを組み合わせた施工) |
※補助金額は審査により確定するものではなく、あくまで想定額です。詳しい適用条件は施工店にお問い合わせください。
お客様の声
テラスに面した窓だったので、正直防犯面はずっと気になっていました。窓カバーで防犯ガラスに替えてもらってからは、以前より安心して過ごせています。リビングの内窓も、お気に入りのチェアで読書する時間がぐっと快適になりました。(杉並区・W様)
よくある質問
Q1:窓カバーと内窓は何が違いますか?
A:窓カバーは既存の窓枠ごと新しい樹脂窓に交換する工法です。内窓は今の窓をそのまま活かし、室内側にもう1枚窓を追加する工法です。窓カバーは枠から新しくなるため防犯性を高めやすく、内窓は工期が短く手軽に断熱・防音効果を得られます。
Q2:防犯ガラスを入れると本当に割れにくくなりますか?
A:防犯ガラスは、2枚のガラスの間に丈夫な樹脂の膜をはさんだ「合わせガラス」です。衝撃を受けても割れるまでに時間がかかり、破片も飛び散りにくいため、こじ開けに時間がかかる分、侵入をあきらめさせる効果が期待できます。
Q3:テラスに面した窓でも窓カバー工事はできますか?
A:はい、可能です。今回のように専用テラスに面した掃き出し窓でも、既存の枠を活かして交換できるケースがほとんどです。現地調査で詳しい施工方法をご案内します。
Q4:内窓を付けると結露はなくなりますか?
A:完全になくなるわけではありませんが、内窓と既存窓の間にできる空気の層が断熱層となるため、室内側ガラスの表面温度が下がりにくくなり、結露の発生頻度は大きく減ります。
Q5:補助金はどのくらいもらえますか?
A:国の「先進的窓リノベ2025」に加えて、東京都「クールネット東京」や区市町村の独自補助を併用できます。今回の杉並区の事例では、合計約48万円の補助を想定しています。要件や上限額は都度異なりますので、お見積り時にご確認ください。
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