港区の高層タワーマンション20階にお住まいのご依頼者様。大開口の窓が自慢のお部屋でしたが、強風の日の窓の音鳴りと冬場の結露に長年悩まされていました。今回、リビング・書斎・洋室の5窓に内窓を設置し、気になっていた症状がしっかり改善した事例をご紹介します。
ご相談内容
| 建物種別 | タワーマンション(20階) |
|---|---|
| エリア | 東京都港区 |
| 施工箇所 | リビング3窓・書斎1窓・洋室1窓(計5窓) |
| お悩み | 強風時の窓の音鳴り・ガタつき/結露によるカビ・床材の傷み/窓際の底冷え |
| ご要望 | 大掛かりな工事をせず、今の窓はそのままに機能を追加したい |
施工前の状況
リビング

角部屋のリビングには幅2.7m超の大開口窓が2面続き、開放感は抜群でしたが、その分外気の影響もダイレクトに受けていました。特に強風の日は窓枠がカタカタと音を立て、テレビの音量を上げないと気になるほど。また、窓際の床にはひんやりとした冷気が流れ込む「コールドドラフト現象」が起きており、エアコンをつけていても足元だけ寒いという状態が続いていました。冬場は窓ガラスが結露で真っ白になり、拭き取っても翌朝にはまた発生してしまうことが悩みの種でした。
書斎

在宅ワークで使用する書斎は、窓一枚を隔てて外の音が意外とよく届く部屋でした。高層階のため車の走行音などは気にならない一方、強風時のヒューという風切り音がオンライン会議中に入り込んでしまい、集中を妨げることがしばしば。加えて結露によって窓枠のパッキン部分にうっすらとカビが出始めており、衛生面でも気になっていました。
洋室

洋室もリビングと同様に窓際の底冷えが強く、就寝時に冷気を感じることがあるとのご相談でした。結露による窓枠のカビも同様に発生しており、定期的な拭き取りが負担になっていました。
ご提案内容・使用商品
| 設置場所 | 商品 | サイズ(幅×高さ) | ガラス仕様 |
|---|---|---|---|
| リビング窓(南面1) | YKK AP 内窓 ウチリモ(3枚建て引き違い窓) | 2,700×1,452mm | 遮熱Low-Eブルー3mm+空気層12mm+透明3mm |
| リビング窓(南面2) | YKK AP 内窓 ウチリモ(3枚建て引き違い窓) | 2,699×1,453mm | 遮熱Low-Eブルー3mm+空気層12mm+透明3mm |
| リビングバルコニー窓 | YKK AP 内窓 ウチリモ(2枚建て引き違い窓) | 1,810×2,345mm | Low-E透明3mm+空気層12mm+透明3mm |
| 書斎窓 | YKK AP 内窓 ウチリモ(2枚建て引き違い窓) | 1,792×1,372mm | Low-E透明3mm+空気層12mm+透明3mm |
| 洋室窓 | YKK AP 内窓 ウチリモ(2枚建て引き違い窓) | 1,791×1,372mm | Low-E透明3mm+空気層12mm+透明3mm |
日差しが強く入るリビングの大開口窓には、熱をカットする遮熱Low-Eブルーガラスを採用し、西日や夏場の暑さ対策を強化。書斎・洋室・バルコニー側の窓は、採光を損なわないLow-E透明ガラスで断熱性能を確保しつつ、お部屋の明るさを保つ仕様にしました。いずれも既存の窓はそのまま活かし、内側にもう一枚窓を設置する「内窓」工法のため、大掛かりな解体工事は発生しません。
施工内容とBefore→After
リビング(施工後)



内窓を設置したことで、既存サッシとの間に空気層ができ、強風時の音鳴り・ガタつきがぴたりと収まりました。窓際の底冷えも大きく改善し、足元に流れ込んでいた冷気を感じにくくなったとのことです。結露についても、内窓と外窓の間の空気層が断熱層となり室内側のガラス表面温度が下がりにくくなるため、発生頻度が大幅に減少しました。
書斎(施工後)

気になっていた風切り音が内窓の遮音効果によって軽減され、オンライン会議中も外の音を気にせず集中できるようになりました。窓枠のカビの原因だった結露も改善し、清掃の手間が減ったと好評です。
洋室(施工後)

就寝時の底冷えが和らぎ、冬場も窓際にいることへの抵抗感がなくなったとのお声をいただきました。結露の発生も抑えられ、カーテンやパッキンへのカビの心配が減っています。
費用・工期・補助金
| 施工箇所 | リビング3窓・書斎1窓・洋室1窓(計5窓) |
|---|---|
| 施工費用(税込) | 771,100円 |
| 想定補助金 | 先進的窓リノベ2025:283,000円/クールネット東京:187,000円(合計想定470,000円) |
| 実質自己負担目安 | 約301,100円 |
| 工期 | 4時間(既存窓を活かす内窓工法のため、解体や大掛かりな工事は不要) |
※補助金額は審査により確定するものではなく、あくまで想定額です。詳しい適用条件は施工店にお問い合わせください。
お客様の声
強風の日は窓がガタガタ鳴るのがずっとストレスだったのですが、内窓を付けてからは本当に静かになりました。結露で毎朝窓を拭いていたのもなくなり、こんなに変わるならもっと早く相談すればよかったです。(港区・Y様)
よくある質問
Q1:内窓を設置すると結露は本当になくなりますか?
A:完全にゼロになるわけではありませんが、内窓と外窓の間に空気層ができることで室内側ガラスの表面温度が下がりにくくなり、結露の発生頻度・量は大幅に軽減されます。
Q2:高層階特有の風切り音や窓のガタつきにも効果はありますか?
A:はい。内窓を設置することで気密性が高まり、風による窓枠の振動や音鳴りを抑える効果が期待できます。今回の事例でも改善が実感いただけました。
Q3:工事は半日や1日で終わりますか?
A:既存の窓はそのままに内側へ新しい窓を取り付ける内窓工法のため、解体工事は発生せず、5窓程度であれば1日での施工が可能です。
Q4:補助金は必ずもらえますか?
A:先進的窓リノベやクールネット東京などの補助制度は審査があり、金額は確定ではありません。事前に条件を確認の上、施工店を通じて申請を行います。
Q5:リビングだけ、1部屋だけの施工も可能ですか?
A:はい、部屋単位・窓単位での施工が可能です。まずは気になる箇所からお試しいただくお客様も多くいらっしゃいます。