【杉並区・一軒家】古い窓のすき間風で狂うギターのチューニングを窓交換3か所で軽減|弾くたびの調弦が1回で済むようになった本とギターの部屋

杉並区の一軒家。本とギターが並ぶ部屋に、古い木の窓が3つあります。冬が近づくと、窓のまわりから冷たい風が入り、部屋の温度が上がったり下がったりをくり返していました。お客様は、ギターを弾くたびにチューニング(音の高さの調整)をやり直していたそうです。3つの窓を、枠ごと新しい窓に入れ替える「窓カバー工法」で交換しました。音程のずれが小さくなった理由をご紹介します。

ご相談内容

建物種別 一軒家
エリア 東京都杉並区
施工箇所 窓交換(窓カバー工法)3か所(本とギターの部屋)
角の細い窓1か所+横長の窓2か所
お悩み ・弾く前に毎回チューニングをやり直す。弾いている途中でも音程がずれてくる
・ストーブをつけると暖まるが、消すとすぐ冷える。部屋の温度が落ち着かない
・窓を閉めていても、枠のまわりから冷たい風を感じる
・ギターを窓から離したいが、部屋は本棚でいっぱいで置き場所がない
ご要望 ・ギターを今の場所に置いたまま、温度が落ち着く部屋にしたい
・柱や木の窓枠に合う、落ち着いた色の窓にしたい
・換気でよく開ける窓なので、開け閉めは今までどおり1回がいい

施工前の状況

今回のお部屋は、壁ぎわに本棚が並ぶ、お客様の趣味の部屋です。木の柱と木の窓枠に囲まれた、昔ながらのつくり。部屋の角にある細い窓と、横長の窓2つがあります。

お客様がいちばん困っていたのは、寒さそのものより「ギターの音程が落ち着かない」ことでした。弾き始めに合わせても、しばらくすると音がずれてくる。冬が近づくほど、合わせ直す回数が増えていたそうです。

本とギターの部屋|角の細い窓

施工前|部屋の角にある、幅約79cmの細い窓

部屋の角にある、幅の狭い窓です。木の枠は長い年月で角がすり減り、塗装もところどころはがれていました。

風の強い日は、窓を閉めていても枠のまわりから冷たい空気が入ってきます。角の窓なので、2つの方向から風を受けやすい場所でもありました。

本とギターの部屋|スイッチ横の横長の窓

施工前|壁のスイッチの横にある横長の窓

幅約1.7mの横長の窓です。ギターは、この窓の近くの壁に立てかけていました。

「弾き始めはちゃんと合わせたのに、30分もすると音がずれてくるんです。冬は特にひどくて」とお客様。ストーブで部屋が暖まっても、窓ぎわには冷たい空気が残ります。部屋の中で、場所によって温度がちがう状態でした。

本とギターの部屋|本棚わきの横長の窓

施工前|本棚のわきにある横長の窓

もう1つの横長の窓も、同じ大きさです。昼は日ざしが入り、窓ぎわが暖まります。ところが夕方になると、一気に冷えてきます。

1日のうちで、温度の上がり下がりが大きい部屋でした。ギターを窓から遠ざけようにも、まわりは本棚で動かせる場所がありません。

楽器は「温度の上がり下がり」に弱い

ギターの弦は金属です。金属は、温度が上がると伸び、下がると縮みます。弦の張りが変わると、音の高さ(音程)も変わります。

ギター本体の木も、空気の湿り気によって少しずつふくらんだり縮んだりします。

古い窓は、枠のまわりのすき間から外の空気が入り、ガラスからも熱が逃げます。暖房をつけると暖まり、消すとすぐ冷える。この上がり下がりの大きさが、チューニングが落ち着かない理由のひとつでした。

ご提案内容・使用商品

ご提案したのは、今の窓を枠ごと新しくする「窓カバー工法」です。古い窓の動く部分を外し、残した枠を土台にして、その上から新しい窓の枠をかぶせます。壁を壊さずに、窓をまるごと入れ替える工事です。3つの窓すべてに、同じ仕様の窓を取り付けました。

設置場所 商品 サイズ(W×H) ガラス仕様・色
本とギターの部屋|角の細い窓 YKK AP マドリモ樹脂窓
ハイブリット専用枠
Aグレード・Sサイズ
790×838mm LowE型4mm+空気層11mm+透明3mm
外観色:ブラウン/内観色:ダークブラウン
網戸付き(ダークブラウン)
本とギターの部屋|スイッチ横の横長の窓 YKK AP マドリモ樹脂窓
ハイブリット専用枠
Aグレード・Sサイズ
1,710×838mm LowE型4mm+空気層11mm+透明3mm
外観色:ブラウン/内観色:ダークブラウン
網戸付き(ダークブラウン)
本とギターの部屋|本棚わきの横長の窓 YKK AP マドリモ樹脂窓
ハイブリット専用枠
Aグレード・Sサイズ
1,710×838mm LowE型4mm+空気層11mm+透明3mm
外観色:ブラウン/内観色:ダークブラウン
網戸付き(ダークブラウン)

窓カバー工法が温度の上がり下がりに効く理由|すき間がふさがり、ガラスが2枚になる

窓を枠ごと新しくすると、部屋の温度が落ち着きやすくなります。理由は、大きく2つです。

① すき間風の通り道がなくなる
新しい窓は、窓の動く部分と枠のあいだに気密材(すき間をふさぐゴムなどのパーツ)が入っています。古い枠と新しい枠の継ぎ目も、室内側と屋外側の両方からふさぎます。冷たい外の空気がそのまま入ってこなくなるので、体感の変化につながりやすいのはこちらです。

② ガラス2枚と空気の層で、熱が逃げにくくなる
新しい窓のガラスは2枚で、あいだに空気の層があります。熱は層を通るたびに伝わりにくくなります。2枚のうち1枚は、表面にごく薄い金属の膜をつけた「LowE(ローイー)ガラス」です。さらに枠は樹脂(プラスチックの一種)製で、金属よりも熱を伝えにくい素材です。暖房で暖めた空気が、窓から逃げにくくなります。

なお「型」は、表面に細かな凹凸のある、すりガラス調のガラスのことです。部屋に入る光はやわらかいまま残ります。

正直にお伝えしていること

窓を替えても、ギターのチューニングが「狂わなくなる」わけではありません。弦は弾くだけでも少しずつ伸びますし、季節の変わり目には音程が動きます。窓で変えられるのは、部屋の温度の上がり下がりを「小さくする」部分です。

また、楽器には湿度(空気の湿り気)も大切です。窓の工事で、湿度そのものを整えることはできません。加湿器やケースでの保管は、これまでどおり続けていただくようお伝えしました。

冷えは壁や床からも伝わります。窓は家の中で熱がいちばん出入りする場所なので効果は出やすいのですが、窓だけで部屋の温度を一定にすることはできません。

内窓ではなく、窓を交換した理由

窓の対策には、今の窓の内側にもう1つ窓を足す「内窓」もあります。費用をおさえやすく、効果も高い方法です。

ただ、内窓を足すと窓が2つになり、開け閉めも2回になります。今回の窓は、換気のためによく開ける窓でした。「開け閉めは今までどおりがいい」というご要望にあわせ、窓は1つのまま、枠ごと新しくする方法を選びました。

古い枠まわりのすき間ごと見直せるのも、窓交換ならではの点です。

「内外コーキング(防水処置)」を行った理由

コーキングとは、すき間を埋めるゴム状の充てん材のことです。今回は3か所すべてで、新しい枠と古い枠の継ぎ目を、室内側と屋外側の両方からふさいでいます。

屋外側は、雨水が入りこまないように。室内側は、空気が通り抜けないように。すき間風のお悩みには、この継ぎ目の処理が欠かせません。窓そのものの性能が上がっても、まわりにすき間が残っていれば、そこから外の空気が入るからです。

施工内容とBefore→After

本とギターの部屋|角の細い窓

After|ダークブラウンの樹脂窓「マドリモ」に交換

幅約79cmの細い窓も、窓の大きさに合わせて作った新しい窓に替えました。

いちばん変わったのは、風の強い日の窓ぎわの空気です。枠のまわりから入っていた冷たい空気を、感じにくくなりました。

新しい窓は、外側と室内側で枠の色を分けて選べます。今回は外側をブラウン、室内側をダークブラウンにしました。室内側は、柱や木の窓枠に近い濃い茶色です。「窓だけ新しくて浮くかと思っていたら、柱の色になじんでいて驚きました」とお客様。

本とギターの部屋|スイッチ横の横長の窓

After|開け閉めは今までどおり1回の窓に

ギターを立てかけていた壁の近くの窓です。窓は1つのままなので、開け閉めのしかたは今までと変わりません。

この窓で変わったのは、弾いている途中で音程がずれることが少なくなった点です。「合わせ直すのが、弾き始めの1回で済む日が増えました」とお客様。

季節の変わり目や、久しぶりに弾くときは、今も少し調整が要るそうです。この点は、ご提案の段階からお伝えしていました。

本とギターの部屋|本棚わきの横長の窓

After|3つの窓が同じ色でそろいました

もう1つの横長の窓も、同じ仕様で交換しました。網戸も新しくなり、枠と同じダークブラウンでそろっています。

夕方の急な冷え込みが、やわらぎました。ストーブを消したあとも、部屋がすっと冷えなくなったそうです。

日が当たる時間は、窓ぎわが暖かくなるのは今までどおりです。それでも、1日の中での温度の上がり下がりは、以前より小さくなりました。

古い窓のすき間風・部屋の冷えのお悩みに。

どの窓から冷えが入っているのか、現地で一緒に確認します。
現地調査・お見積りは無料です。

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費用・工期・補助金

施工箇所 窓交換(窓カバー工法)3か所(本とギターの部屋)
工事金額 合計 686,400円(税込)
製品・施工費・既存撤去費・コーキング(防水処置)・搬入費を含みます
工期 5時間
※現場の状況・搬入経路により変わります。壁や床を壊さないカバー工法のため、部屋が長期間使えなくなることはありません。
補助金(想定額) 国/先進的窓リノベ事業 174,000円
都/クールネット東京 114,000円
合計 288,000円
自己負担(想定額) 398,400円
※補助金は見積り時点の想定額で、確定額ではありません。
※制度の名称・内容・補助額・受付期間は年度ごとに変わり、予算の上限に達すると受付が終了します。
※区市町村の補助金は、自治体ごとに有無・条件が異なります(本件のお見積りには含まれていません)。
※国・都の補助金の申請は、荒井硝子が代行いたします。

お客様の声

この部屋でギターを弾くのが、一日の終わりの楽しみです。ただ冬が近づくと、弾くたびにチューニングがずれて、合わせ直している時間のほうが長いくらいでした。古い家だから仕方ない、ギターの置き場所を変えるしかないと思っていました。

窓を替えてからは、ストーブを消したあとも部屋がすっと冷えなくなりました。弾いている途中で音がずれることも減って、合わせ直しは弾き始めの1回で済む日がほとんどです。湿度の管理は続けてくださいと最初に言われていたので、そこは今までどおり気をつけています。

意外だったのは、窓の色です。新しい窓は部屋から浮くと思っていましたが、柱に合わせた濃い茶色で、前からあったみたいになじんでいます。開け閉めのしかたも変わらないので、替えたことを忘れるくらいです。

(東京都杉並区・一軒家/窓交換3か所)

よくある質問

Q1. 窓を替えると、すき間風や冷えはまったくなくなりますか?

まったくなくなるわけではありません。冷えは「やわらぐ」ものです。冷えは壁や床、天井からも伝わります。ただ、窓は家の中で熱がいちばん出入りする場所なので、替えたあとの変化は感じやすい部分です。

Q2. 内窓と窓カバー工法は、どう選べばいいですか?

よく開け閉めする窓や、枠まわりが傷んでいる窓は、窓カバー工法が向いています。ほとんど開けない窓や、費用をおさえたい場合は内窓が向いています。1軒の中で、窓ごとに使い分けることもできます。現地で窓の状態を見ながら、一緒に決めましょう。

Q3. 古い木の窓枠でも、窓カバー工法はできますか?

窓カバー工法は、今の枠を土台にして新しい枠を取り付けます。そのため、土台として使える状態かどうかを現地調査で確認します。傷みが大きい場合は、必要な補修や別の方法をご説明したうえでご提案します。

Q4. マンションでも同じ工事はできますか?管理組合への申請は必要ですか?

マンションでも工事できます。ただ、窓は管理規約で「共用部分」とされるのが一般的です。窓カバー工法は外から見える枠が変わるため、管理組合への確認・申請が必要になることが多いです。扱いは建物ごとに違うので、管理規約の確認や申請に必要な書類のご用意もお手伝いします。一軒家の場合は、ご自身の判断で進められます。

Q5. 工事の日、楽器や本棚はどうすればいいですか?

窓のまわりには、作業のためのスペースが必要です。大切な楽器は、工事の前に別の部屋へ移していただくと安心です。重い本棚など動かしにくい家具は、現地調査のときにご相談ください。床や家具の養生と、工事後の片づけは自社で行います。

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荒井硝子は、東京・杉並で創業68年の硝子・窓リフォーム会社です。
YKK AP アイテム販売コンテスト2025 最優秀賞(全国1,000店舗中)。
国家資格「硝子施工1級技能士」が在籍し、自社で施工します。補助金の申請も代行いたします。

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